CDのプレス工場

渋谷のQFRONTのビジネス書のコーナで立ち読みしてたら知らない人に話しかけられた。
男:「何読んでらっしゃるんですか?」
俺:「いや別に…」
男:「ビジネス書に興味あるんですか?」
俺:「いやなんとなく…」
男:「僕も興味あるんですよ。近々会社立ち上げようと思いまして。」
俺:「はぁ。」
男:「今、起業の学校に通ってるんですよ。」
俺:「へえ。」(デジハリ大学院か?)
男:「あなたはなにをしてるんですか?」
俺:「CGをちょっと…」
男:「CD!音楽やられてるんですか?」
俺:「いえ…」
男:「CDのプレス工場!」
   ………
男:「たいへんですね。」
俺:「あなたもめずらしいですね。知らない人に声かけるなんて。」
男:「いや〜僕海外に留学してたこともあったので〜」
俺:「…何か売りつけられるのかと思いましたよ。」
男:「はっはっはッはーw」
俺:「…いや、僕人と話すの苦手なんでこの辺でかんべんしてください。」
男:「はっはっはッはーw」
奥さんらしき人現れる。
奥さん:「あら?あなた、また友達作っちゃったの?」
奥さん:「ごめんなさいね。この人だれにでも声かけちゃって。」
俺:「はぁ。」(きっとこの男は何か脳に障害があるにちがいない。軽度の。先天性の。)
奥さん:俺をひととおり見て
「なにか作ってる方ですか?絵とか?」
俺:「CGをちょっと…」
男:「プレス工場でCD作ってるんだよ。」
奥さん:「あらそうなんですか〜たいへんですね。」
俺:「いや僕知らない人と話すの苦手なんでこれで失礼します。」本を戻す
男:「あ!話し方技術の本!」「話し方うまくなりたいんですか!?」「実は僕昔教師もやってて…