日本国内の少数民族
日本国内で生活し、日本国籍をもつ者にも、日本固有の意識(「日本人」としての意識或いは大和民族など)とは異なった民族的自覚を持ち続ける人々がある。
日本政府が国際人権規約に基づく国際連合への報告書に、同規約第27条に該当する少数民族として記載しているのはアイヌ民族のみである。
- アイヌ民族 北海道・樺太・千島の先住民族
- ウィルタ民族 樺太の先住民族
- ニヴフ民族 樺太の先住民族
- 沖縄県や奄美群島(鹿児島県)などの旧琉球王国領域の住民を、琉球民族と捉える考え方がある。(他、琉球語も参照の事)
- 小笠原諸島の「欧米系島民等」 - 開拓・移民の末裔。
- 在日華僑、華人、華裔(在日中国人、在日台湾人)(外国籍)
- 朝鮮系日本人- 朝鮮籍や北朝鮮、韓国籍からの帰化者。(在日韓国・朝鮮人=外国籍は自らを「(日本の)少数民族ではない」としている[15])
- 日系ブラジル人 - 多くの場合国籍やエスニシティはブラジル人であり出稼ぎが多い。(外国籍)
- 白系ロシア人 - ロシア革命による亡命者。公式な統計は無いものの、子孫を含めるとその数は決して少なくない。
- GIベビー、アメラジアン - 連合国軍占領下の日本に、アメリカ軍を中心とした連合国軍の兵士と日本人女性との間に様々な理由で生まれた人々。
戦後の落とし子、と言われ、数万人はいると考えられる。(日本国籍)